短いながらフックの効いた短編小説集のような
Elton John - Greatest Hits いつの時代にも聴けるエヴァーグリーンな名作を紡ぎだす職人、エルトン・ジョン&バニー・トーピン。趣としては、短いながらフックの効いた短編小説集のような感じ。ほんまええ曲書かはるんだなぁ。
例えば「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」。“僕をずっと縛っておく事なんか出来ないよ/そんな約束してないし/僕はあんたの所有物じゃないし/ブルースを歌うにはまだまだ若すぎる”、この「ブルース」のところでふわっと浮き上がるフレーズ、続くサビメロ・・・。
それから、宇宙飛行士の孤独を歌うSFチックな「ロケットマン」。“きっと長い旅になるだろう/着陸しても僕は地球にいた頃の僕とは違う人間になっているかもしれない”・・・浮遊感のあるメロディと、孤独さとそれに耐える強さをもったエルトンの声。曲が終ったときには誰もが、これはただのSFなんかじゃなく自分のために歌われた歌だと思ってしまう。




